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2011年1月

2011.01.26

梅の色2

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蕾がついた小枝を染めた次は もう少し太めの枝の樹皮を染めてみます

大根を一本料理する時に その部位によって使い分けるように 一つの木から染色するのも染め出す部分を使い分けます

そうすることによって一つの材料から違った色を引き出すことができるのです

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鉈で樹皮を剥いでバケツに集めたところ

これから煮出して その液で染めます

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初めて自分で紡いだ糸に染めました 

使えそうなのでひとまず安心しました

安心したところで食べたおやつ…

偶然に梅の形の「そばぼうろ」

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2011.01.24

梅の色1 

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枝による染色は枝を細かくチップにするところから始まります

まずは小さな蕾が付いた小枝から剪定鋏でチップ状に

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鋏で切っていていつも感心するのは この蕾を持つ小枝のつき方です

花が咲いたときにお互いの花が重ならないように自然と順番が保たれています

煮出すと甘酸っぱい匂い

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染液は赤みの強いオレンジ色 昨日見た枝の切り口の色です

この色を生かして染めたり 媒染違いによってグレーに染めたり

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梅で染めたグレーは紫や青を含んだ様な色で 早春にふさわしい色だと思います

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2011.01.23

梅の木の剪定

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私としてみれば早起きをして 畑に無計画に植えてしまい尚且つ手入れの行き届いていない梅の木の剪定に行ってきました

桜伐る馬鹿 梅伐らぬ馬鹿と云われるように 梅の木はまめに伐らなくてはいけないようです

ここまで大きくなると木に登って枝おろしをしなくてはなりません 

ところで私はよじ登ることが得意です と言うか好きです(○○は高いところが好き!) 

木の中くらいの高さまで登り 鋸一本でこの寒いのに汗だくになって剪定しました

見る間に地面は枝だらけ

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小さな丸い蕾がびっしりとついていて可哀そうなのですが

このまま放っておくと夏には風通しが悪い為に病気になってしまいます

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伐ってから暫く置いておくとみるみる切り口が酸化して濃いオレンジ色になります

これは染まりそうとわくわくする瞬間です

染める為に枝を少し持ち帰ったのは言うまでもありません

まだすべて剪定しきれていませんが今日のところはここまでと 急いで家に戻り染色作業に入りました

そのことについてはまた明日

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2011.01.20

北越雪譜 

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朝刊で「北越雪譜」について触れられていました

かつて塩沢を訪ねた折に鈴木牧之記念館に立ち寄ったことがあり そのときに「北越雪譜」を買ってあったことを思い出しました

その本の中では雪深い地方での生活が綴られています

雪に閉ざされた中だからこそ 越後上布のように辛抱のいる織物が織られていたのだということがよくわかります  

今日は大寒 寒さが身に堪えます

どうかお気をつけください

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2011.01.13

山茶花

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この冬は日本海側は雪が続き こちら太平洋側では晴天続き

冬らしいと言えば言えます

晴れてはいても家でじっとしていると寒さで考えも体も縮こまってきます

思い切って外に出ると 明るい花

男物を織っていた反動でしょうか 今年は少し明るく鮮やかな色のものもつくってみたくなっています

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2011.01.10

出会い

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着物がその人に似合うかどうかの判断の一つとして お召しになった時にひときわその方の顔が明るく見えるか否かというのがあります

そうした意味ではこの着物はこちらの方に大変よくお似合いだと思います

画像でお見せできないのが残念ですが お顔の肌の色によく映っています 着物の色目は本来派手ではないのにもかかわらず お召しいただくことによって華やかさを感じます

反物の時よりも生気を感じるのですから幸せな布です 出会いとはこうしたものかと思います

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                  ※画像をクリックすると拡大します

また お手持ちの帯の色と大胆な柄行(大きな芭蕉の図)がさらに着物を引き立ててくれています

撮影は夕刻 冬の日差しが弱くなってきたため色の正確な再現はできませんでしたが(着物の色はもう少し濃いベージュグリーン・全体に白っぽく写っています)

お召しいただいている方の醸し出す凛とした空気感 上品さはお伝えできたでしょうか…

着物 <主な染材>アメリカ栴檀草・桑・楮・蕗など

 

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2011.01.08

木の芽

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年が明けて光が強くなってきました

木の芽も春を待っています

こんなときは気持ちが自然に明るくなるというもの

今年最初の染色は 昨年紡いだ手紡糸を梅の剪定した枝で染めようと思います

梅の持つ凛とした感じが出せたらと思います

今日はそれに向けて精練をしました

糸を洗う水は切れるように冷たかったですが こんな日はそれすらも清清しく感じました

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2011.01.04

再会

元日に知人のお宅にお招きいただきました

そのときに昨年の暮にお嫁入りした羽織をお召しになってYさんもおみえになりました

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                                             ※画像をクリックすると拡大します

羽尺については昨年からことあるごとに制作過程をご覧いただいていると思います

赤城の糸屋さん訪問・精錬・糸染め・織り・伸子張りによる仕上げ・砧打ちなどです

カテゴリーの作業をご覧頂くとみつかると思います

男性らしさを出すために主に太めの赤城の節糸を使っていますが ところどころ手紡糸や糸のひきそろえ(二本以上の糸を一本の糸のように合わせて使う)なども使用しています

赤城の糸の揺らぎのある素材感と光沢のおかげで 着物とはまた違った味わいが出せたのではないかと思います(画像をクリックして拡大していただくと糸筋がわかります)

染めも楊梅(ヤマモモ)・柘榴・百日紅をはじめ多くの染材で染めた糸を混ぜています

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こちらは羽織の裏です 裏勝りといいますが ちょっと控えめ…

何に見えますか?

スカイツリーならぬエッフェル搭です 遠目には何だかわからないところがお洒落だと思います

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Yさんの着物姿 初めてお召しになったとのことでしたが さらっと自然な感じでよくお似合いだと思いました

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2011.01.03

新年のごあいさつ

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あけましておめでとうございます

昨年もたくさんの方々に支えていただきました この場を借りてお礼申し上げます

おかげさまでこうして染織を続けることができ 大変幸せに思っています

今年もそうした気持ちを忘れないように丁寧に日々を重ね じっくりとものづくりに取り組む所存です

本年もどうぞよろしくお願い致します

   

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