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2010年11月

2010.11.25

トウカエデ

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今年も前の公園のトウカエデが見事な黄に色づいてきています

11月3日の画像と比べるとよくお分かりいただけるのではないでしょうか

この後 黄から赤 そして茶へと変化していきます

そんな中まだ黄色の染めは続き 屋外に干した糸は景色の一部のようです

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2010.11.24

黄色

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只今思う色があって 黄色を染め出す染材を色々試しています

刈安(カリヤス)・楊梅(ヤマモモ)・桑・玉葱…

黄色と一口にいってもレモンイエローのような青みの黄色から山吹色のような赤みの黄色まで 

媒染をすると染めただけとは全然違う発色をするので煮出した色が染め上がった色とは限りません そのためいつも翻弄されます  

庭の片隅に石蕗(ツワブキ)の花 花の少ない秋の庭にひときわ鮮やかな黄色です 

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2010.11.18

芒の原

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染織の第一歩は新潟県の十日町市にあった職業技能訓練校でした(残念ながら今はありません)

一年のカリキュラムの中でたくさんのことを教えていただき 良い友人も得ることができ 本当に夢のような一年を十日町で過ごしました

今でも秋から冬にかけて特にそのころのことを思い出します

市内を流れる信濃川の緩やかな流れと 広々とした芒の原が忘れられません

今の住まいの近くにも線路端に芒は生えていますが あんなに幾層にもつらなる銀色の波を見たのは あの時だけです

そんな風景から何かイメージが沸きそうです

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2010.11.12

襷(たすき)

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きものを普段に着ることが少なくなった今 襷(たすき)は祭りの時や料理旅館の仲居さんが使っているのを見かけるくらいになりました

きものを一度でも着たことがある人は 袖に随分と気を遣うことにお気づきなのではないでしょうか

洋服と違い袂のついた和服の袖は それだけで動きを妨げられます

しかしきものを着ていても 動かなくてはいけない時はあります そこで襷の登場です

愛用の襷は手ぬぐいをタテに三等分して繋ぎ合わせ さらにタテに二つ折りにし端をぐし縫いして裏返し 紐状にしたものです

割烹着は完璧にきものを覆いますが ちょっと動く場合はこちらの襷が便利です

近頃の手ぬぐいは色々楽しい模様のものがあります お気に入りの襷をもう一本つくってみようかと思います

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使わないときには五角形にたたんで きものバッグに入れておくと咄嗟の時に便利です

 

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2010.11.10

三幅前垂れ

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着尺の幅は鯨尺で一尺(37.9センチ)前後に織られています

それを三枚ヨコに縫い合わせて紐をつけると三幅前垂れができあがります(簡単なエプロンのようなもの)

きものを着て台所に立つ場合 これと割烹着があればきものを汚す心配がありません

古い上布のきものを解いたもので作ってみました

きものをすっぽり覆うために裾までたっぷりサイズです 

一尺という幅の使いやすさ きものと同様 干すのも畳むのもどこまでも四角い布の形を生かした日本の衣服のシンプルさ合理性にあらためて感じ入ります

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2010.11.08

昔の単位

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百匁柿(ひゃくめがき)をいただきました 

一匁(もんめ)が3.75グラムなので 百匁は375グラムということになります

大きな重い柿 干し柿にすると良いそうです 皮を剥いて糸を干すついでにベランダに干してみました

上手く干し柿になるのでしょうか

ところでこの匁という単位は尺貫法で重量をあらわすのに使いますが 着尺を織っているときは鯨尺(くじらじゃく)という主に和裁などで用いられている長さの単位を使います

一尺は37.9センチ 織りを始めたばかりの頃は馴染みが無いため 寸法を聞いてもすっとイメージできずにいましたが 今ではとてもしっくりときます 

つい他の人にも「一寸くらい間を空けて…」なんて使ってしまったりします きっと日本人の感覚に馴染みやすい単位なのかもしれません

ちなみに一寸は一尺の十分の一 

他に大工さんなどが使う曲尺(かねじゃく)という単位もあります(こちらは一尺30.303センチ)

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2010.11.05

自然の道理

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実桜の染めはいよいよ終盤戦 灰汁をかけると 赤味がでました

その間二階の干し場と台所を行ったり来たり

運動不足なので 唯一の運動と言いましょうか…

晴天続きで助かります

何日か染め糸の画像を載せましたので 色の変化がおわかりいただけるのではないでしょうか この後糸はしばらく寝かせておきます 色が落ち着いたところでさらに重ねるか そのまま使うか考えます

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ついでに木々の色の変化も

前回画像を載せたトウカエデに一部紅葉がみられます 

秋に染めると色の中にも秋を感じます 不思議なことに思われますが 自然の道理と得心もします  

 

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2010.11.03

染め日和

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11月3日 文化の日は大概天候にめぐまれます 今日も気持ちの好い天気

庭の木の剪定と 実桜(サクランボ)の染めの続きをしました

一昨日の糸は更に染めて薄柿色になったと書きましたが 秋の日差しをたっぷり浴びた色は何だか美味しそう…

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公園のトウカエデの紅葉はまだこれから  

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2010.11.01

秋の色

先日剪定した花梨の枝を染めてみたところ ごく薄いピンク色が染まりました(画像はまたの機会に…)

山崎青樹氏の著書「草木染 染料植物図鑑」によると9月頃の緑葉がよく染まるそうです 枝についていた葉を畑に置いてきてしまったのが悔やまれます

今の時期の枝はあまり染まらないかもしれないという予感はありました 秋という季節のせいか硬く乾燥していて 瑞々しさがなかったからです 

以前に染めたときのように輝くような生き生きとしたピンク色ではなく(あれは何月だったのか調べておかなくては) 落ち着いたローズグレーでした 

今回は濃い色にしたかったので やはり剪定した庭のサクランボの木の枝を染めることに急遽変更 やはり枝にはあまり色素がなさそうです そこで木の葉も一緒に煮出してみました

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画像よりも黄味の強い色で杏色に近いです

緑色の葉からとった色は今後黄葉するであろう葉の色に似ています 

絣糸もあるので これから染め重ねて濃くしていきます

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こちらは一工程染めたところ 今日はさらに染め重ねて薄柿色になりました

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今頃台風が来るなどおかしな気候ですが 季節は確かに廻ってきています

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