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2010年5月

2010.05.27

空き家

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この巣箱 今年の2月(バックナンバー2月をご覧下さい)にもご紹介しています

シジュウカラのためにかけました 屋根をかまぼこ板で補修して シジュウカラのつがいが入るのを 今か今かと待っていましたが とうとう今年は来ませんでした

下見に来ているのを何度か見かけたので 気に入ってもらえるものと思っていました

去年までは4年連続で入って 5月には雛たちが無事に巣立って行ったのですが…

何が彼らのお気に召さなかったのでしょう? その時期に藍染めのために庭でウロウロしていたのがいけなかったのでしょうか?

残念です

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こちらの画像は2007年に9羽の雛が巣立っていった後

そっと巣箱の穴の下をあけてみると こんな快適そうな布団が出来ていました

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次の年まで木からは外しておくので中を掃除します

それにしてもよく出来ています 下の方は苔でマット状に その上を動物の毛(犬?)で覆いとても柔らかく暖かそう 

こんなふうに無心にものをつくることができたらと思います

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海の色

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海のような色… 

整経した藍染めの糸です

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このところ天候が不安定

今も外では雨が激しく降っている音がしています

そんな中でも静かに作業は続きます

今回はタテ絣を入れてみます

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2010.05.26

藍縞広巾着尺

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広巾の着尺です 藍染めの濃淡で染めた糸に夜叉附子による染重ね

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この反物は男性の方にお求めいただきました

その方から この反物に合うような羽尺のご注文いただきました 

そうして繋がってつくらせていただくことは本当にありがたいことです 

着物は手紡糸をタテにもヨコにも使っているため艶は少なめです 羽織はタテにもヨコにも座繰りの糸を使用して光沢感のあるものにしようかと考えています

先日精練した糸を早速使ってみるつもりです

さて色はどうしましょう 何で染めましょう

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2010.05.22

糸の光

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先日精練した赤城の糸

5月13日の画像の箱の中の細い方の糸です

セリシン(精練前の糸の表面を覆うタンパク質)を落とした糸は底光りするような糸になりました

このままでも充分美しい 

染めるとこの光が力を発揮します

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一反目

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以前にも登場させた初めて草木(桜)で染めた糸で織った一反目の紬です 自分用に仕立て  かれこれ10年近くことあるごとに着ています

これを着てまる一日過ごすことも多く 展示会場の道具を運んだり 居酒屋に入ったり かなり乱暴な着方をしているように思います

八掛(すそまわし)の裾の部分がついに擦り切れてきました 早めに直さなくてはいけません

その前に天気が好いので風を通しました 

愛着のある一反目 これからもまだまだ活躍してもらうつもりです 着ることによって布がどのように変わっていくかも楽しみに 

 

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2010.05.20

赤城の糸の精練

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雨の一日 ベランダで作業しようとしていましたが 断念

先日届いた赤城の糸を精練してみました これも本当は晴れている方がいいのですが…

精練するときは今までのデータをもとに行います

灰汁のアルカリの強さ(ph)や煮る湯の温度や時間 糸の状態など様々なことで結果は少しずつ違います

気持ちを引き締めて…

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今日の精練はいい感じにできたようです

雨が小降りになったので干しています

麻のようにはりの強いちょっと茶色がかった精練前の糸は ふっくらと艶のあるきれいな白い糸になりました 原糸の時に見た震えるようなウェーブも見られます

後は乾いたらどれだけ練り減りしているか重さを量り 自分の感触と比べてみて 次なる精練のためにデータとして残します

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2010.05.17

作業場2

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家中利用の例 その2 

染色は台所で その後糸は染液に浸けたまま冷ますのですが それは風呂場で行います(媒染も)

重たい鍋を持ってあっちへ行ったりこっちへ行ったり動線は最短にと考えていますが 染色はかなり身体を使います 特に背筋

今日は知人の畑で採取した野ばらで糸染め 

5月にふさわしい

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2010.05.16

作業場所

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狭い我が家では染織をするために家中あらゆる場所を利用しています

たて糸一反分を悠々と広げるスペースはなく まあまあ広いベランダも中二階二階と段差があるためかねてから作業にはどうかと考えていましたが なんとか絣の糸を張り渡すことができました

これから絣を解いて次なる作業ができそうです 

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2010.05.14

相撲

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先日(9日)相撲五月場所初日に行ってきました

友人の計らいでボックス席で観ることができました 着物を着ていたので椅子席は大助かり

場内は土俵に向かってうわっと人がひしめいていて 入るなり気持ちが高まる仕掛けです 関取衆の化粧回しや行司の衣裳の美しいのにはとても感動しました 

江戸時代の浮世絵は今まで絵空事のようであまり実感がなかったのですが 三月に行った歌舞伎と言い今回と言い実際本当にあんな風だったんだと大いに納得しました

今は人気が今ひとつの相撲ですがもっと盛り揚がってほしいものです 

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2010.05.13

赤城の糸届く

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赤城でお願いしておいた糸が届きました 糸が届くととても嬉しい… 

赤城の糸にはサンプルはありません ですから現物を見ないとどんな糸なのかもわかりません 糸には座繰りでひいてくださった方のお名前がついています

それぞれひいた方の個性が表れているのがとても面白いです 私のところに来た糸をひいてくださった方はどんな方なのでしょう?

人の手で座繰りをした糸は無理に引っ張られた感じがなく 蚕が頭を振りながら吐き出した糸の形が細かく波打つ原糸にそのまま残っています(届いた糸は撚糸をしてあるためわかりにくいですが精練するとわかります) 

私のこれからすることは その息遣いを生かすべく丁寧に糸と向き合って一つの布をつくりだすことです 

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2010.05.12

赤城の糸屋さん

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昨日は織り仲間の友人と共に群馬県 赤城山の麓にある糸屋さんを訪ねました

訪ねるのは二度目ですが 積み上げられた繭の山には毎回圧倒されます

今回は女性スタッフのKさんに色々説明していただきました

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繭は様々な大きさや形のものがブレンドされています 中には玉繭と呼ばれる二頭の蚕が一つの繭をつくったものも…(画像中央)

赤城の糸が持つ独特の味わいはこうした繭のブレンドから生み出されていることを知りました

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糸作りもみせていただきました

作業部屋に入ると三人の女性の方々が糸をひいておられました

第一に思ったのは皆さんお顔の肌がつるつるしていてきれい! 楽しんでお仕事なさっているから生き生きときれいなのか 繭を煮る蒸気が肌にいいのか 友人も同じことを感じたそうです

座繰りでひかれた糸を綛揚げされたものは 震えるような微かなウェーブがかかっていて それはそれは美しいものでした(写真がなくて残念)

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糸をひいていらしゃる方々 糸を作る人のために環境を整えていらしゃる石田さん(今回お邪魔した糸屋さん)に改めて敬意を表します

かつては数件あった赤城の糸屋さんも今では石田さんのところ一件を残すのみとなったそうです 大変なお仕事でしょうがどうかこれからもずっと続けていって欲しいと思います

 

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2010.05.08

五月

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五月の青空のような藍染の糸に糊付け

欅や楓の新緑が風でざわざわと音をたて いくつもの糸の綛が揺れている様は夏を予感させます

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2010.05.02

ヨシダさん

先日吉田美保子さんの工房を訪ねました

工夫に満ちた仕事場は整然としています かといって機能一辺倒ではなく あちこちに彼女のセンスが表れたとても居心地の良い空間でした

吉田さんは私が一人で染織を始めようと決めたものの 何をどうしていいのかわからずに立ち往生してしまったとき ポンと背中を押してくれた人です

自分のことで精一杯になりがちなこの世界で 本当に軽々とさりげなく人の後押しをする なかなかできるものではありません その時に私もこうありたいと強く思ったものです

そんな彼女のつくるものは自由で生き生きとしています 作品の創作過程をブログで紹介したのは 私の知る限り彼女がもっとも早いうちの一人だと思います ライブ感のあるそのブログからは創作現場の空気がひしひしと伝わってきます

常に挑戦し続け この染織界を皆で盛りたてていこうとする彼女の姿勢からは多くの学ぶべきことがあると思います

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