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2010.03.24

灰の話

Dsc02145

花咲か爺さんが灰を撒くと花が咲く 子どもの頃何気なく聞いていたお話

昨日精練に使ったのは灰汁 その他にも灰は野菜のあくを取ったり 畑の土づくりに使ったり 陶芸の釉薬にしたりと様々な使われ方をします

染色には 媒染といって色を発色・定着させるための工程があるのですが そこでも灰汁を使うことがあります(他には鉄やアルミといった金属などを使用)

桜や梅などで染める時 花の色そのものを引き出すのには灰汁による媒染が一番です まさに咲いた花のような色を糸の中に見る時にはいつも心が騒ぎます

あんな土塊のような灰の中にそんな魔法のような力があることを どうして発見できたのでしょう その時の驚きとはどれほどのものだったのでしょう

花咲か爺さんが撒いたものが灰であったのは 灰であるからこそ花が咲いたと言えるのでは? 

精練をしながらそんなことを考えました

 

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