2018.10.05

Photo
今年の秋は雨続き

それでも暑さが収まったため 染色にはとても良い季節です

Photo_3
精練前の生糸

Photo_4

昨日は精練

本日は染色をしています

このところ身辺が変化し 気持ちの上でも集中力が欠け 何事にも消極的な自分がいました

それでも少しずつ落ち着きを取り戻し

久しぶりに澄んだ心で 糸に向き合える気がしています

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.09.24

紅朽ち葉色

Photo


玉ねぎの皮は非常に優秀な染料です

その上身近で手に入るところがありがたい

手前の着尺も玉ねぎの皮を煮出して糸を染め アルミと灰汁で媒染したもので織りました

無地に見えますが 濃淡の糸で 二崩し(網代柄の一種)を織りだしています

色名図鑑で似た色を探すと「紅朽ち葉色」というのが近いように思いました

Photo_2


とてもお似合いの方に 縁あってお嫁入りしたこの着尺

お送りする前の記念撮影に 手持ちの更紗の帯を乗せてみました 

こちらは同系色の落ち着いた取り合わせですが

帯合わせの守備範囲は広いと思います

白っぽい帯で爽やかに 黒っぽい帯できりっと

お選びいただいた方のこれからに どうかお役にたつ一枚になりますように…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.08.11

伯母のきもの

Photo_7

きものに関わっているということで できるだけ自らがきものを着るようにしたいと思っています

まずは自作の布で仕立てたきもの 知人から頂戴したきものと着てきましたが

今回新たに94歳になる伯母のきものが仲間入りしました

Photo_4

母の着物は私には少し小さすぎて 身丈・裄が足らないのですが

伯母は若い頃には私と同じ位の身長で たぶんそれほど手直しせずとも着ることが出来るはず

Photo_5
何事にも丁寧な伯母らしくきちんと保管されていました

Photo_6

中にはしつけ糸が付いたままのものもあり

なんとか着てあげなくてはという気になります

Photo_3

いつかは作りたいと思っていた雨コートも

偶然手持ちの利休下駄に合いそうな色目 しかも大好きな矢絣

袖丈が合うかどうか確認が必要ですが 

ありがたく着させていただくことにしました

今回はほとんどが袷のきもの 連日の暑さでゆっくり合わせてみていませんが

涼しくなったら手持ちの着物や帯と取り合わせて

着物好きだった伯母の気持ちを引き継ぎながら

できるだけ出番をつくりたいと思っています

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.07.10

シンプルなカジュアルバッグ

Photo
自作布で出来たバッグ

赤城の節糸を玉ねぎの皮や五倍子で染め 織った布で出来ています

和装バッグとしてはちょっと大き目サイズ

持ち物の多い私は通常の和装バッグだとサブバッグが必要になってしまいます

もう少しシンプルにすっきりいかないものかと常日頃感じていました

そこで今回お願いして 新たに型を起こしていただき 大容量サイズを作っていただくことに…

側面両方にチャックが付いていて 中央部はマグネットで開閉できるようになっていますので こまごましたものを分類して入れることができます

また持ち手も汚れにくいように本革にしてみました

底鋲も付いていますので 生地も傷みにくいと思います

カジュアルに持てるバッグです

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.06.20

梅雨の一日

Img_3226
梅雨に入ってからもずり出し糸を作り続けています

Photo_2

薔薇の枝葉で染め 鉄で媒染した色は雨のような色と思います

Photo_3

指先で引き出しただけの原始的な糸は 玉繭のみから作っているためかなり節が多い

まだまだ着尺用には程遠い量

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.05.22

テスト染め

Photo

庭のばらの枝や葉で朱里丸と言う玉繭を染めることに

以前蛹を取り出してあったものを使います

Photo_6

テスト染めは量が少ないので料理をしている気分になります


Photo_2

バラの枝や葉で染めているのにもかかわらず

なんとも花のような色

Photo_3
鉄で媒染することによってグレー系に

今回は淡い淡い色です

Photo_4
テストに少しずり出し糸にしてみました

絹らしい光沢と繊細な震えるような感じ

ずり出し糸は好きな糸です

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.04.22

ブルー系ボーダーストール

Img_3016_2

二階の窓から見える木立は もはや夏の様相を呈しています

かつてはもっとゆっくり季節が巡っていましたが

近頃の季節の移り変わりは激しいように思います

Photo_6

そんな中 ストールが二枚織り上がっています

白地にブルー系ボーダー柄のご注文

Photo_7

画像はまだアイロン仕上げ前です

Photo_9
いつもの真綿たっぷりとは違い 座繰りの節糸がメインです

さらっとした肌触りで 春先からよさそうです

張りがありますが 使ううちに柔らかくなると思います

<染材>藍・くさぎの実・コチニール・南天の枝葉

<糸>赤城の節糸・自作手紡糸・野蚕糸

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.04.02

バッグ二種

Img_0680
繭の毛羽部分から紡いだ糸をミロバランの実で染め…

Photo

それを赤城の節糸に混ぜ込み織った布からバッグが出来上がりました

大きな竹の持ち手とバランスを取るためにかなり大容量サイズになりましたが(開口部分の横巾は52㎝)

このバランス 自分では気に入っています

ナチュラルでラフな感じです

Photo_2

こちらは一般的なサイズ感で すこしかちっとした仕上がりです

布は六通の九寸帯地として織ったもので 毛羽の紡ぎ糸を入れていない部分で シンプルバッグになりました

玉ねぎの皮と五倍子が主な糸染めの材料です

Photo_5

マチは10㎝としっかりあるので それなりにたっぷりとものが入りそうです

内側は生平で ポケットが二つ付いています

口部分はマグネットで開閉できます

いずれも竹の持ち手がさわやかで これからの季節にも良いのではないかと思っています





| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.03.08

茜ショール たて糸にも手紡糸

Photo_3
茜のショールです

以前にも同じようなものを作ったことがありますが 今回はたて糸にも自作手紡糸を入れてみましたので少し質感が違います

糊をしっかりつけたのが功を奏したのか 手紡糸のたて糸使いは問題なく織り進められました

よこ糸は同じく自作手紡糸の三本引き揃えと座繰りの節糸を使っています

手織りならではの 糸の混合かと思います

Photo_2

色糸も少し入れています

昨日はご注文いただいた方から無事に着いたと連絡がありました

こうしてつくり続けることができる幸せを改めて感じています

使うほどに柔らかくなる紬 末永く彼女を包み温める布である事を願っています

茜ショール

<染材>インド茜の根・玉ねぎの皮・ミロバランの実・梅の枝・五倍子

<糸>自作手紡糸・赤城の節糸・座繰り玉糸

画像をクリックすると拡大します

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.02.13

Photo
たて糸を木枠に巻いて ショール用の糸を整経しました

たて糸に自作の手紡糸を使うのは初めてです

本当は全部手紡糸に挑戦したかったのですが 今回は糸が足りませんでした

色糸も混ぜたいということもあり 今回はたて糸に様々な種類の糸を使うことにしました

Img_2517

ところが 太さの違う様々な種類の糸を混ぜたためと 手紡糸に付けた糊が濃かったため 張りが出過ぎて 大変整経し辛い結果に

Photo_3
それでも何とか整経を終え

たて巻きを終え 機にあげました

これから問題なく織れますように

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.02.03

糊付け

Img_2468
昨年の暮れに染めていた茜染めの糸です

ショール用にと準備をはじめました

紡いだ糸は これまで主によこ糸に使ってきましたが 今回はたて糸にも使ってみることにします

そのため筬に引っかかりそうな節は取り除きました

Photo

そしてより入念に糊付けをしています

まずいつも通り綛のまま糊に浸して絞って干し 乾いたものを木枠に巻き取り 

再度糸端から一本の状態で糊の液にくぐらせ 綛にあげてみました(画像)

この手順が正しいのかは 織ってみなければわかりませんが 糸の毛羽はきれいに伏せられているように見えます

糊付け 

その後の織りに大きく影響してくるので 決して侮れない工程です

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.01.31

男性用マフラー

Photo
男性用マフラー織り上がりました

早速糊抜きをして

Photo_3

房を作ってスチームアイロンをかけました

画像は色が出ておらず 遠目にはグレーの無地にみえますが

藍染めの糸と 白汚しの糸で織られた千鳥格子です

Photo_4
こちらは同じたて糸を使って よこ糸の入れ方をかえたもの

よこ糸は自らが真綿から糸を紡いだものを使っています

紬の着物の糸と同じものを合わせ糸にして織り込みました

シルクらしいスルスルと滑るような感触ではなく 真綿の毛羽で巻いてもずれにくいのが特徴です

画像をクリックしてみてください

質感がご想像いただけると嬉しいです

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.01.24

雪の日に

Photo

今年の冬はあちこちで大雪

こちら横浜も一昨日はかなり積りました(画像は降り始め この後どんどん積もることに)

雪が降ると雨と違い本当に静か 機織りに集中できます

雪に閉ざされた土地で機を織るのは自然なことなのでしょう

Photo_2


私の織物歴のスタートと言える新潟県十日町市も雪深いところで織物が栄えていました

雪の匂いを嗅ぐと その頃の気持ちがふと蘇がえります

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.01.13

腰痛

Photo_2


糸巻きを終えて さてこれから整経と思ったところで ぎっくり腰になってしまいました

たまたま連絡をくれた方に そのことで愚痴をこぼしたら

翌日痛み止めの湿布薬が送られてきました

薬局では手に入らない湿布だそうです

ありがたいことに効果てきめん

コルセットと湿布をして 整経を無事終えることができました

寒いと運動不足になり 血流も悪くなるので腰痛には注意!

皆様どうぞお気をつけください

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.01.08

日常にもどる

Photo
晴天続きだった年明けでしたが 雨が降り始めました

雨のおかげで久しぶりに気持ちが落ち着いて 目の前のものに集中できそうです

一昨年染めてあった藍の糸を取り出して これから設計に入るため糸を並べています

Img_2173

年を跨いで染めていた茜染めの糸も暫し色を落ち着かせてから使うことにします

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«おめでとうございます