2017.05.17

藍の着尺

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藍のたて糸が機に上がりました

いつぞやの秋 あるお寺の庭でのことです

少し紫がかった藍色の紬に型染めの帯という出で立ちのご婦人をお見かけしました

藍色が白髪によく映り 大変印象に残りました

まさにその時 藍染めの糸で着尺を織ろうと決めたのです

その紬は無地のようでしたが 遠目でしたのではっきりしたことはわかりません

これから織るのは自分なりの藍染めの着尺

たて糸は様々な藍の色糸を使いました 

これからよこ糸を入れてどうなるかはお楽しみです

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2017.05.10

5月の庭

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アジサイの蕾 梅雨待ち

今年はたくさん咲きそうです

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昨年移植したアッツザクラ

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ミヤコワスレ 濃い紫の花がお気に入り

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苔を可愛がっていたら たくさんあったスズランは少なくなってしまいました

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メダカは現在27匹確認 暖かくなり 活発に泳いでいます

卵をつけているものもいます そろそろホテイ草を入れる予定

まったく自然にまかせています 

巻貝(種類はわかりません)が少し増えすぎです

地味な庭ですが よく見ると色々変化がみられます

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2017.05.06

藍染め糸の整経

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整経準備

今回の使用木枠は少なめで20枠(多い時には50枠使う時もあります)

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こちらは羽子板と言う道具

綾を取るのに使います 

綾の取り方は様々あり こうした道具を使わない方法もあります

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着尺分 画像より濃い色合いで藍染めの濃淡の染め糸です

暑い夏の日に大汗をかきながら何度も染めた糸を使っています

糸を触っていると微かな藍の匂いと共に染めた時のことが思い出されます

座繰りの節糸が中心ですが 手紡糸や引き揃えの糸も混ぜ込んであります

またしても織り難そうな予感

さてどうなりますやら

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2017.05.05

放湿性

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本日 織りあげたままにしてあった着尺一反を糊抜きしました

以前はベランダで干していたこともありますが 今日のような乾燥した晴天は部屋の中でもすぐに乾きます

干したのがお昼過ぎだったのですが 夕方には完全に乾きました

絹の放湿性を実感

身に着けた時に蒸れないのはこの性質のおかげなのですね

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2017.04.30

箱根にて

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Photo_3コウホネ

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サクラソウ



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イカリソウ

箱根湿性花園にて

箱根はまだ肌寒く 桜の花と芽吹いたばかりの新緑が見られ まだまだ春の様相

行ったのはGW前だったため 人も少なく 山の中を散策しているような気分を味わえました

山野草がお好きな方にはおすすめです

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2017.04.22

ずり出し糸 試作きもの

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ずり出し糸です

繭を柔らかく煮て 指で繭の表面をひっぱると 束になった繊維は思わぬほど強く ぎゅーっと伸びます それを膝の上に置き 太腿と掌の間で糸を転がすように撚りをかけていくと

できあがった糸は 蚕のはいた糸の波動が残る大変魅力的なものになります

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この糸は ほんの出来心から始まりました

家に繭があり ある夏の始め 蛹を入れたままだと痛んでしまうと 煮て中の蛹を取り出すことにしました

その時 繭と繭が絡み合い それを外している内 いっそこのまま糸にしてしまおうと思いたったのです

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そんな始まりでしたので 勢いにまかせて糸を染めることもせず 白いきものが出来上がってしまいました

それでも試作のきもの 着ないことには始まりません 

帯をあれこれ乗せてみています

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2017.04.07

藍染めの糸

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藍染め

青が植物の葉から得られることの不思議

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濃淡様々の藍染めの糸

寝かせてあったので色は定着してきているはず

これらの糸を使って着尺を織りたいと思います

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2017.03.29

旅の桜

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2010

2010年 奈良

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2010年 松本

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2015年 一乗谷

旅先で見た桜です

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2017.03.20

実桜の色

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庭の実桜は 春分の日に咲き始めました

蕾はほんのりピンク色ですが 白い花が咲きます

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先日染めたストールの色

少し黄色がかったシルクで織られた布でしたので 実際はもう少し黄色味があります

画像上が鉄媒染 下が灰汁媒染 

一つの植物からたくさんの色相が引き出せるのが草木染めの面白いところであり また難しいところだと思います

いずれにしても桜の花の色は きつい色ではありません

たおやかで優しい色です

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2017.03.16

実桜で染液をつくる

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庭の実桜(さくらんぼ)の花が今にも咲き出しそうです

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そんな中 先日伐ってあった小枝を煮だして染液をつくりました

薬草を煎じるようにぐつぐつ煮ます

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一煎目 二煎目のお茶の味が違うように 枝を煮だして得た色合いにも違いがあります

二煎目以降の方が赤味のある色になり 置いておくことで 酸化してさらに赤味が増すように思います

今回は桜のピンクを出したいので 二煎目以降四煎目までの染液を暫く放置してみることにしました

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2017.03.08

椿の木

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2015年 一乗谷を旅した時です

人気のない遺構で 突然木に呼びかけられたような気がしました

落花もそのままの椿の木でした

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2017.03.06

春の庭

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バックナンバーを見ると 毎年同じようなことを載せていますが…

今年も庭の沈丁花が咲き 清々しい匂いがしています

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蕗の薹は昨年よりたくさん顔を出し

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実桜に取り付けた巣箱は 昨日シジュウカラの番いが偵察にきていました

シジュウカラがやってくる頃には 実桜(サクランボの木)の蕾がみるみる膨らんできます

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本格的に巣作りを始めてから枝を伐ったりすると 作るのを止めてしまうといけないので

その前に少しだけ枝を伐りました 

なるべく蕾の付いていない枝を伐ったつもりでしたが 一枝に丸い蕾が付いているのがわかります

これでストールを染める予定です

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2017.03.01

桜の前に

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初めて草木で糸を染めて織った紬(何度か登場していますね)

ちょうど今頃の桜の枝を媒染違いで染め 縞にしてあります

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昨年洗い張りに出して そのまま着ないでいましたが 今年に入ってからは何度か袖を通しています

真綿を使ったこの紬 袷仕立てでとても暖か

桜が咲き始めてからは暑いくらいの日もあり 案外出番が少ないので

ちょうど今頃着るようにしています

洗い張りをすることによって柔らかくなり 体に馴染みます

絹らしい光沢が出たことも嬉しく さらに愛着が増しました

<染材>桜の枝・プラムの枝

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2017.02.20

発見

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今回の着尺 軌道に乗るまで色々ありました

織り難いたて糸を使っているとはいえ 何時にも増して糸切れする

まずは初めて使う筬を疑い いつもの筬に通し直しました

再度織りつけ 織り始めると やはり切れる 

それも同じ糸

こんな調子では到底三丈六尺(14mくらい)を織り進められそうもありません

切れた糸をじっくり見てみると 丁度綜絖(画像の穴に糸が通っている金属部分)の辺りで擦り切れたような跡があります

今度は綜絖に傷があるのかと よりによって綜絖枠の真ん中辺りにある問題の綜絖をなんとか交換しました

これでやっと気持ちよく織れると機に上がったのですが

やはりまた同じ所が切れてしまうのです

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筬でもなければ綜絖でもない…

狐につままれたような気持ちで 本当に途方に暮れてしまいました

ふと切れる糸の隣の綜絖を指で触ってみると

ありました指先に触れるギザ! 肉眼では見えませんが指先には感じられます

このギザによって糸が擦り切れていたのです

発見するのに丸々二日かかってしまったので 「あった~」と小躍りしてしまいました

何事にも必ず原因があるものだと妙に得心した次第です

 

 

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2017.02.17

胡桃の色

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昨年の今頃 胡桃の枝を送ってくださった方がありました

一度お会いしただけなのですが 何気なく胡桃で染めてみたいとお話ししたことを気に留めていてくださり 「剪定したものを送りましょうか」と連絡をくださった時には大変嬉しかったのを覚えています



胡桃の色は たとえば飲み物に少しミルクを混ぜたような感じで 柔らで好きな色です

ありがたく着尺分の糸を染めさせていただきました

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一年たって色が落ち着いた糸を使って 今着尺を織っています

単なる格子柄ではありますが そこに奥行きや揺らぎのようなものが出せればと思っています

<たて糸>座繰り糸・節糸・手紡糸

<よこ糸>自作手紡糸

<染材>胡桃の樹皮・枝、山葡萄の枝、矢車附子の実など

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